大阪府教育長候補の中原氏 国際人の育成めざし、進学校にTOEFL導入に意欲

大阪府の松井一郎知事が次期教育長に起用する方針を固めた中原徹・府立和泉高校長(42)が5日、
産経新聞の取材に応じた。「議会の同意と教育委員の承認を得られれば引き受けたい」と語り、
国際社会を生き抜く人材を育成するため、進学実績の高い高校で英語運用能力テスト
「TOEFL(トフル)」を重視した教育を行うことに意欲を示した。

 

 
TOEFL(トフル)は米英豪のほぼ全ての大学で留学生の英語能力証明として利用されるなど
信頼度が高い。
このため、日本人の英語力不足の突破口として大学入試への導入を進める
べき
だとの意見もあり、中原氏は和泉高の民間人校長に就任した1年目の平成22年度に、
校長権限でTOEFL(トフル)対策クラスを立ち上げている。

 中原氏は日米で弁護士として働いた経験から英語で意思を伝える重要性を強調した上で、
日本の英語教育では実践的な語学力が身につかない」と指摘。
グローバル社会のリーダー養成を掲げる進学指導特色校10校(北野、豊中、茨木、大手前、
四條畷、高津、天王寺、生野、三国丘、岸和田)で「TOEFL(トフル)を活用した英語の授業に
取り組みたい」と話した。

上記のとおり、中原さんはかつてロサンゼルスで弁護士として活躍されておられました。
実は10年ほど前、ある席で私は中原さんにお目にかかり、直接お話をしたことがあります。
同時期にシカゴ近郊の大学院で留学経験を持つ者同士、留学時代の経験から
自然と教育論に話がはずみました。当時より「これからの日本には、グローバル社会で
活躍できるリーダー養成が必要
ですよね。」と語り合ったことが、つい昨日のことのように
懐かしく思い出されます。

 その後私は、現在TOEICでお馴染みの米国のETS(Educational Testing Service)で、
TOEFL(トフル)公認採点官を務めながら、今年2013年に米国で次世代の日本の国際人育成を
目指して、教育コンサルタント会社を立ち上げました。一方、法曹界から教育界へご転身なさった
中原さんも、次期大阪府教育長候補であることを今回知りました。
今後のご活躍を期待しています。


アメリカ留学機構では強い意識を持って留学のチャンスをつかみ、これからの日本の将来を担うべく 未来の国際人を真剣に志す日本人留学生を、心から応援しています。
MIM : Manhattan Institute of Management | マンハッタン インスティテュート オブ マネージメント

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