アメリカの教育について: プレゼンは日常生活からの積み重ね?
これまで約20年間のアメリカの子育てを通して培った「知識」と「経験」踏まえて、アメリカの教育の現状:
日本人が苦手とする「Presentation: プレゼンテーション」の習得についてご紹介します。
アメリカの大学院で「バイリンガル教育」と「スクールカウンセリング」の論文を執筆中だった頃、
かつて日本で教員だった私は アメリカの教育システムに非常に興味がありました。
そこで、当時4歳の娘が通う幼稚園の授業を 毎日のように見学をさせてもらっていたのです。
アメリカの教育現場において、子供たちは幼少の頃から「論理的思考能力(Critical Thinking)」と、
「問題解決能力(Problem Solving)」の重要性を公教育の場で徹底的にたたきこまれます。*
(*アメリカで公教育とは、幼稚園年長から高校(K-12)までの12年間を義務教育としています。)
とりわけ、NYやLAの日本の駐在ビジネスマンがもっとも苦手とする「Presentation:プレゼンテーション」
の実践練習は、実は幼稚園からすでに取り入れられているのです。
アメリカの幼稚園では、毎朝「Show and Tell」という「朝の時間」が始業とともに始まります。
先生が「さぁて、今日は誰がお話をしてくれるかしら?」
という掛け声とともに、ほとんどの子供たちが元気に手を上げて、そのまま即席の発表会が始まります。
どのような内容かと言えば、5-6歳児ですから内容は日常生活からがほとんど。
たとえば、「ママが昨日赤ちゃんを産んだの。私に弟が出来たのよ。ほら可愛いでしょう?」
という具合に、嬉しそうに少女はクラスメートに小さな生まれたての赤ちゃんの写真を見せたりします。
この場合、「赤ちゃんの写真」を見せることにより、プレゼンで必須アイテムでもある
「Visual Aid:ビジュアルエイド」効果は満点となります。
時には「ねぇ、お姉ちゃんになってどんな気分?」「困ったことは無い?」
などというクラスメートからの質疑応答にワイワイ意見交換をすることで、
自然と「Debate:ディベート」にも発展していきます。
つまり、お互い問題定義をしながら、「論理的思考能力(Critical Thinking)」と、
「問題解決能力(Problem Solving)」をも身につけていくのです。
このように、どんな日常の些細な話題でも、アメリカ人は幼稚園の頃から人前で発表
・意見交換をする経験を地道に積み重ね、イニシアティブをとって何かをするというのを
教育の中で教えている、というわけです。
ですから、日本人がいきなり「ハイ、来週プレゼンしてね。ディベートしてね。」と言われても、
アメリカ人に太刀打ちできないのは、無理もありませんね。
かくいう私自身も 典型的な日本人気質故に、大学院での「プレゼン」の課題は
毎回苦手で苦痛でした。発表の前の晩は、幼稚園の娘に発音を矯正してもらいながら、
胃薬片手に鏡の前で 夜中までプレゼンで大切な聴衆への「アイコンタクト」や
「間の取り方」の練習を、繰り返し、繰り返し行ったものでした。
アメリカ留学機構が提案するビジネスインターン留学とは、学位や資格にさらなる
付加価値を付けられる、実践的なビジネス留学を目指しています。
ビジネス講義と同時進行で体験できる米国企業での実務経験では、
これからの国際社会では欠かせない「論理的思考能力(Critical Thinking)」や、
「問題解決能力(Problem Solving)」を、実践の場で着実に積み重ねることができるでしょう。
「キャリアアップ」に必要なのは「チャレンジ精神」です。
あなたもここアメリカで、限られた留学期間で自分の可能性を最大限活かしてみませんか?
アメリカ留学機構は、本気でキャリアアップを目指すみなさんを応援します。
アメリカ留学に関するご質問はお気軽にご相談ください。
MIM : Manhattan Institute of Management | マンハッタン インスティテュート オブ マネージメント
これまで約20年間のアメリカの子育てを通して培った「知識」と「経験」踏まえて、アメリカの教育の現状:
日本人が苦手とする「Presentation: プレゼンテーション」の習得についてご紹介します。
アメリカの大学院で「バイリンガル教育」と「スクールカウンセリング」の論文を執筆中だった頃、
かつて日本で教員だった私は アメリカの教育システムに非常に興味がありました。
そこで、当時4歳の娘が通う幼稚園の授業を 毎日のように見学をさせてもらっていたのです。
アメリカの教育現場において、子供たちは幼少の頃から「論理的思考能力(Critical Thinking)」と、
「問題解決能力(Problem Solving)」の重要性を公教育の場で徹底的にたたきこまれます。*
(*アメリカで公教育とは、幼稚園年長から高校(K-12)までの12年間を義務教育としています。)
とりわけ、NYやLAの日本の駐在ビジネスマンがもっとも苦手とする「Presentation:プレゼンテーション」
の実践練習は、実は幼稚園からすでに取り入れられているのです。
アメリカの幼稚園では、毎朝「Show and Tell」という「朝の時間」が始業とともに始まります。
先生が「さぁて、今日は誰がお話をしてくれるかしら?」
という掛け声とともに、ほとんどの子供たちが元気に手を上げて、そのまま即席の発表会が始まります。
どのような内容かと言えば、5-6歳児ですから内容は日常生活からがほとんど。
たとえば、「ママが昨日赤ちゃんを産んだの。私に弟が出来たのよ。ほら可愛いでしょう?」
という具合に、嬉しそうに少女はクラスメートに小さな生まれたての赤ちゃんの写真を見せたりします。
この場合、「赤ちゃんの写真」を見せることにより、プレゼンで必須アイテムでもある
「Visual Aid:ビジュアルエイド」効果は満点となります。
時には「ねぇ、お姉ちゃんになってどんな気分?」「困ったことは無い?」
などというクラスメートからの質疑応答にワイワイ意見交換をすることで、
自然と「Debate:ディベート」にも発展していきます。
つまり、お互い問題定義をしながら、「論理的思考能力(Critical Thinking)」と、
「問題解決能力(Problem Solving)」をも身につけていくのです。
このように、どんな日常の些細な話題でも、アメリカ人は幼稚園の頃から人前で発表
・意見交換をする経験を地道に積み重ね、イニシアティブをとって何かをするというのを
教育の中で教えている、というわけです。
ですから、日本人がいきなり「ハイ、来週プレゼンしてね。ディベートしてね。」と言われても、
アメリカ人に太刀打ちできないのは、無理もありませんね。
かくいう私自身も 典型的な日本人気質故に、大学院での「プレゼン」の課題は
毎回苦手で苦痛でした。発表の前の晩は、幼稚園の娘に発音を矯正してもらいながら、
胃薬片手に鏡の前で 夜中までプレゼンで大切な聴衆への「アイコンタクト」や
「間の取り方」の練習を、繰り返し、繰り返し行ったものでした。
アメリカ留学機構が提案するビジネスインターン留学とは、学位や資格にさらなる
付加価値を付けられる、実践的なビジネス留学を目指しています。
ビジネス講義と同時進行で体験できる米国企業での実務経験では、
これからの国際社会では欠かせない「論理的思考能力(Critical Thinking)」や、
「問題解決能力(Problem Solving)」を、実践の場で着実に積み重ねることができるでしょう。
「キャリアアップ」に必要なのは「チャレンジ精神」です。
あなたもここアメリカで、限られた留学期間で自分の可能性を最大限活かしてみませんか?
アメリカ留学機構は、本気でキャリアアップを目指すみなさんを応援します。
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MIM : Manhattan Institute of Management | マンハッタン インスティテュート オブ マネージメント