アメリカに於ける日本の自動車ビジネスを大きく推進するという絶大なる功績を残した、フェアレディZの父・M​r. K こと片山豊さんがお亡くなりになられました。

片山さんは、日産自動車で米現地法人初代社長を務め、人気スポーツ車フェアレディZの生みの親として知られています。親戚の鮎川義介氏が創業した日産に1935年入社。54年の「第1回全日本自動車ショー」(東京モーターショーの前身)開催に尽力。ホンダ創業者の本田宗一郎氏や元トヨタ自動車会長の豊田英二氏らと並び、米自動車殿堂入りしたことで、アメリカの自動者業界でも通称M​r. K としても有名な方です。 

昨年の帰国時、片山さんの105歳のお誕生日のため、東京のご自宅に 
カリフォルニアのハイウェイ:HYW 105 の標識をサプライズで入手して、知人とお祝いに
駆けつけたところ、シャンパン片手に大変喜ばれたのがつい先日のことのように思い出されます。

次回は 「HYW 110」の標識をお持ちしますから、それまでどうぞお元気で!と
ご挨拶をしてお別れしたのが最後になってしまいました。

享年105歳。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

Mr K BD 105


フェアレディZの父 「Mr. K」こと片山豊さんの訃報


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